コスメ・美顔器を正しく使わないとお肌を傷めてしまいますよ |
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美への追究 | ||||||||||||||||||||||||
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肌の働き 1.防御機能 お肌には、外部からの異物を防ぐ 働きがあります。さまざまな刺激や有害物質、紫外線、ウィルスなどが体内に侵入するのを防いでくれています。また、体内の水分の流出を防ぐ働きもあり、水分を通さないようにできています。
2.排泄機能 汗や皮脂、老廃物、また体にとって有害な物質(重金属など)を体外に排出する働きを持っています。 3.体温調節機能 体温を一定に保つために、発汗や血管の収縮により体温を調節する働きがあります。 4.感覚器 触覚・圧覚・痛覚・温度覚などの感覚を受容する感覚器としての働きがあります。 肌の構造 ■肌の構成とメカニズム
肌のバリアー機能とターンオーバー ■肌のバリアー機能 「皮膚バリア」・「肌のバリアゾーン」とは、表皮の角質層と顆粒層のことを言います。(詳細は上の表を参照) ■皮膚のバリア破壊 上述のようにお肌のバリアは肌表面にあり、主に脂で形成されています。お肌のお手入れや洗顔のしすぎ、合成界面活性剤などの強力な洗浄剤の使用、ホルモンの作用による皮脂の分泌量の低下などにより皮脂を流出してしまうと皮膚のバリアが破壊されてしまいます。皮膚バリアが破壊されたり、弱まると下記のような状態になります。 ■肌のターンオーバー(肌の新陳代謝) 肌の細胞が新しいものに入れ替わるサイクルをターンオーバー(肌の新陳代謝)といいます。表皮の基底層では、細胞分裂 によりあたらしい細胞が作られます。新しい細胞に押し上げられて、古い細胞は次第に肌の表面へと移動していきます。表皮の一番外側にある角質層には、古くなって死んだ細胞が集まり、最終的に古い細胞は垢となってはがれ落ちます。こうして新しい細胞に入れ替わるのにおよそ28日かかるのです。 ◆自律神経・・・交感神経と副交感神経からなる。新陳代謝や呼吸、発汗のように自分で意識してコントロールできない機能を制御している。交感神経が働くと活動的な状態となり、皮膚への血液量を減らして筋肉への血液量を増やす。副交感神経が働くと休息状態となり、皮膚への血液量が戻る。自律神経はホルモンの分泌とも関係があります。 金属アレルギー ■金属アレルギーとは 身につけている金属は汗や唾液に溶け出し、金属イオンとなって体内に入り込みます。そして、皮膚や粘膜のタンパク質と結合し、本来は体にないはずのタンパク質へと変化します。 ■金属アレルギーになってしまったら 現在、金属アレルギーに対する有効な治療法はありません。皮膚科でアレルギー検査を受けてアレルゲンとなる金属を特定した後、 その金属に触れないように気をつけましょう。 金属アレルギーを起こしやすい金属 ●金属アレルギーに注意!ニッケル 最も金属アレルギーになりやすいのは水銀。次にニッケル、コバルト、スズ、パラジウム、クロムの順になります。特にニッケルは安いうえに加工しやすく、耐食性も高いのでアクセサリーやメッキによく使用されています。しかし、汗のなかの塩素イオンに溶けやすい性質を持つため、金属アレルギーの原因となりやすい金属です。眼鏡のフレームにも使われていることが多いのでアレルギーの方は注意するようにしましょう。 金属アレルギーにならない為に ■身につける金属は素材を替えて 直接肌に触れるアクセサリー(特にピアスは危険度が高い)や眼鏡、時計、歯の治療に使う金属などは材質に気をつけてアレルギー性の低いもの(チタンや銀など)を選びましょう。ただし、アレルギー性の低い金属でも合金やメッキにはニッケルやクロムが含まれていることがあります。よく調べてから購入するようにしましょう。また、素材が分からない物などは使用しない方が安心です。 ■夏は要注意 上述のように、汗に金属が溶け出します。したがって、たくさん汗をかく夏は金属アレルギーを引き起こす危険性が高くなるので注意しましょう。 金属アレルギーの検査 ■金属アレルギー検査ってどんな物 金属アレルギーは、花粉症などのアレルギー検査と同じパッチテストで調べます。主に皮膚科と一部の歯科で検査を受けられます。まず、検査薬(各種金属の試薬)を滴下した絆創膏を背中に貼り、2日、3日、1週間後に判定を行います。何も反応がなければ陰性。試薬の絆創膏を貼っていた部分が赤く腫れていたら、その金属に対して陽性となります。 recommendLast update:2024/1/9 |
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